Sightseeing
海藻が茂り、海の豊かさを感じれとれる穏やかな浜。 岩場があり、大潮の干潮時にはカニや魚などの観察もできる。
古くから地元の青年達が歌舞伎や狂言などを披露していたとされる。 現在でも夏祭りには、地元の人達により歌や踊りなどを披露する場として使われている。
天授年間に昌厳和尚の創建と伝えられる。本尊は十一面観音菩薩立像。 境内には観音堂、善光寺堂がある。 善光寺堂は「こうしんさん」と地元の人から呼ばれ、 お願いすると失くしたものが見つかると言われている。
一の鳥居をくぐり、巨木に囲まれながら急角度の石段を登り社殿へ。 創建年は不明。元は八王子社と呼ばれたが、嘉永7年の津波で流失し、満留山神社と改称した。 明治40年、中社など7社を合祀し現在に至る。祭神は八王子神(五男三女神)他。
突き出た岩場の上に松の木がそびえたつここは昔、恵比寿堂が建てられており、 「エビスドウ」が「エベンドロ」になったと言われている。 ここを境に安楽島海水浴場、通称『ニヤマ』と『前の浜』に分かれている。
安楽島海水浴場からエベンドロを超え細い道を歩いていくとたどり着く。 シーグラスをはじめ、潮の満ち引きにより角のとれたタイルや陶器の欠片が落ちている。
海に沿って漁船が止まっており、牡蠣小屋や漁師小屋が立ち並ぶ。 湾内にはスナメリが現れることも。
伊射波神社への参道の途中にある小さな浜。 安楽島海水浴場や前之浜と比べると石が丸い。落ちているシーグラスも丸い物が多い。
伊射波神社へは昭和初期頃まで海岸へ船に乗って来て参拝していたとされ、 その名残りから一の鳥居は海に向かって建っている。 今でも沖を通る船の上から豊漁や海上安全を願い鳥居に向かって手を合わせる漁師も多い。
加布良古岬にあることから地元の人々からは「かぶらこさん」と呼ばれる。 祭神は天照大御神に使えたとされる稚日女尊、 倭姫命が志摩国を訪れた際に出迎えたとされる伊佐波登美命、 天日別命の子とされる玉柱屋姫命、水の神様である狭依姫命。 鳥羽三女神の一社でもあり、縁結びを期待しての参拝者も多い。
伊射波神社からさらに奥へ進むと窓のようにぽっかりとあいた木々の隙間から海が見える。 12月~1月頃は水平線に登る日の出が見えるため、初日の出をここへ来て拝む人も多い。